合格者の声

「スカイフロントコーディネーター改め「屋上緑化コーディネーター」の資格試験合格者は全国で1,535名になりました。毎回多彩な合格者が仲間入りしていますが、喜びと決意のコメントが届きましたので、ご紹介します。

屋上に“緑の絨毯”を広げよう

嘉田 敬
AKIRA KADA

第13回合格者

 私と屋上緑化との出会いは、オーストラリアのメルボルン大学の緑地環境学科大学院 (Master of Urban Horticulture) での 『グリーンルーフとグリーンウォール 』 という科目でした。授業では メルボルン市内の屋上・壁面緑化の実例を検証し、様々な植栽基盤とその設計について学んだだけでなく、現場で活躍している設計デザイナーや施工業者の方々からレクチャーを受ける機会もありました。
 メルボルンは日本と異なり霜や雪の心配はありませんが、南極から吹きつける強風や40度を超す 夏の暑さと乾燥に耐える植栽を選択することが緑化成功の重要ポイントになっています。屋上という厳しい環境に加えて、都市によって異なる気候が植栽選択に大きく影響する ことがよく理解できました。また、オーストラリアの屋上緑化は、基盤型・積層型ともに資材のほとんどを輸入にたよっているため、国内調達が可能な日本と比較して高コストであることが普及の足かせになっているという厳しい現実も学びました。
 今回の 受験対策としては、『屋上緑化設計・施工ハンドブック』の要点をまとめ、10月のセミナーに参加することで、効率よく準備できたと思います。特にセミナーは1日の強行軍でしたが、講師の方々からテキストだけでは知りえない知識や情報も得ることができたことで合格への道がひらけたと思います。
 日本では園芸に関する資格制度が国家、公的、民間レベルで整えられています。しかし海外では、園芸を学ぶ学校やコースはあるものの、様々な資格制度まで整えられている国は少ないように見受けます。屋上緑化もこの資格制度があることで、現場の作業や実務の質の向上に大きく貢献していると思われます。
 屋上・壁面緑化は、海外の都市でも注目されています。既に合格された方や、今後受験される方がこの資格を活かし、国内にとどまらず海外の屋上にも様々な“緑の絨毯”を展開していくことができたら素晴らしいと思います。
 


魅力的な屋上の普及を目指して

岩澤秀之
IWASAWA HIDEYUKI
株式会社埼玉植物園
第12回合格者

 私は埼玉県が開発した屋上緑化用植栽マット、安行四季彩マットを使用した屋上緑化の設計施工・管理を展開している (株) 埼玉植物園・屋上緑化部に所属しています。

 弊社は植木の郷と呼ばれる川口市安行地域で植木生産卸・造園施工を営んできましたが、私どもの業界が屋上緑化について本来一番頑張るべきとして、このたび本資格を習得させていただきました。

資格試験に向けての勉強は屋上開発研究会の参考書が基本となり、屋上緑化の多様な効能、建物への注意点、歴史や法令など万遍なく抑えることができます。 地上と屋上の環境の違いによる樹木生育の特異性などの専門的な分野においても、重要な点は勿論しっかり内容を深めてあります。

樹木を専門に取り扱う植物園から、どのような多彩な樹種の屋上緑化が提案・実現できるのか、 魅力的な屋上緑化の普及を目指して屋上開発研究会と共に邁進していきたいと思います。

日々の生活にみどりを

漆谷 綾乃(うるしたに あやの)
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
第12回合格者

 私は、東京農業大学の造園科学科に入ってから、講義や活動に参加する中で、造園の領域は多岐にわたっているが、その職能はあまり知られていないことを多く感じてきました。そして、「造園」そのものを広めるためにも、まず、花やみどりに親しみを抱いてもらう第一段階である、「生活に緑があることの良さ」をより多くの人に感じてもらいたい、そのためになる空間づくりをしていきたいと考えます。
 そういった意味で、都市空間を緑化する方法として屋上や壁面緑化についての知識を深めたいと思い、屋上緑化コーディネーター資格を受験致しました。
 資格の勉強を通し、特殊緑化における幅広い知識を得られたと感じています。特に、適切な工法の選択や建物の施工との兼ね合い、風圧力の計算といった植物外の必要な知識を得られたことが自分の中で大きな収穫でした。
 今回得たものを活かし、ただ緑があるというだけでなく健康で質の高いものを長く維持していける都市空間を創造していけたらと思います。


大切な記憶として心に残るような緑化を

熊田温子(くまだあつこ)

第11回合格者

 小さいころ、食べ終えた果物の種を植えて「芽がでるかな?」とワクワク心待ちにしたり,芽が出てうれしくて思わず誰かに教えたくなって・・・私の「緑」の記憶。大切な印象や気持ちはちゃんと心に残っていきます。
 窓際に小さな緑を置いたり、緑のあるところにわざわざ出かけたりすると、思わず笑顔になったり、楽しいことを思い出したり、優しい気持ちになったり、何か良いアイデアがうまれたり・・・そんな空間が身近な屋上や壁面に広がっていたら素敵だと思いませんか?
 毎日の中に息づく季節の緑を丁寧に感じ、それを見てくれる人と共有することで、さりげない日常を丁寧に過ごすきっかけを提案できる、そんな「緑化」の可能性を考えています。
 屋上緑化には様々な制限があります。それを克服し、自然に近いナチュラルな演出を目指すためには、確かな知識や技術が必要です。
 規模に関係なく、メリットを最大限に生かし、建物に夢のある緑化空間を作り上げるのに、本資格の取得は大変有意義だと感じています。
 日々を豊かにする花や緑の大切さを伝えられる、みる人から自然と笑顔があふれるような緑化を。大切な記憶として心に残るような緑化を。あらゆる空間から提供していきたいと思います。
 屋上緑化の未来は、楽しく、広がっていきます。


屋上緑化の名所を作りたい

加賀谷英利(かがたにひでとし)
阪神園芸株式会社 造園部工事課課長
第11回合格者

 私はこれまで屋上緑化、壁面緑化工事をいくつか施工してきましたが、それほど深く考えず施工してきました。もちろん図面や仕様書には忠実に履行しているもののお世辞にも知識・ノウハウが豊富とはいえず、ある意味メーカーまかせな部分がありましたが、そんな中、大規模な屋上緑化・壁面緑化のプランニングの段階で参加することになり、これまでの経験プラス専門的知識が必要であると考え、講習会を受講しました。
 講習会の内容では「ほんま、そうなんかなぁ」と疑問に感じることもあったり、「なるほど」と感心することもありました。全体的には樹木関係は理解しているものの防水や構造などはかなりあやふやな知識しかなかったと痛感しており、今後は今回得た知識や経験を最大限に生かしていきたいと思います。
 都市部では屋上緑化や壁面緑化はひとつのステータスであり、その建物の顔的要素になり、中には観光名所になっているものもあります。緑の少ない都市部ならではといえるかもしれませんが、生物多様性の取り組みや地球温暖化の抑制などの環境問題や景観・環境調和など様々な貢献があり、今後もまだまだ需要は拡大していくことと思いますが、私もいつかは誰もが知っているような屋上緑化や壁面緑化を作っていければと思います。


都市だからこそ、美しい緑の空間を

遠藤浩子
町田ひろ子アカデミー
第11回合格者

 屋上や壁面の緑化は、都市の限られた空間を活かして環境改善できる素晴らしい方法です。場所・目的に合わせた基盤の整備や植物の選定・メンテナンス等を適切に行うことで、安全・快適な豊かな緑化が可能です。緑化空間は環境・生態系の保全や景観の美化だけでなく、人のストレスも軽減するなど様々な恩恵をもたらします。最近はオフィスビルや商業施設など緑を上手に取り込んだ空間の演出が増えてきて嬉しい限りですが、まだまだ十分とは言えないように思います。
一時のトレンドではなく、街の様々な場所に緑の空間があることが当たり前になるほどに定着し、少しでも多くの人や他の生きものたちが、日常的に植物のパワーに触れ、元気にハッピーに暮らせるように、都会にも美しい緑の景観がどんどん広がっていくように、心から願っています。


屋上緑化コーディネーター資格試験への取り組み

尾崎忠雄(おざき ただお)
株式会社丹勝 東京営業所長

第11回合格者

50年間建設会社の土木分野で仕事をしてきましたが、2年前から法面防護工事を主体とする会社で都市緑化の仕事に携わっています。
屋上緑化・壁面緑化工事は建築と造園の協働分野で新たな知識を要求されています。
幸い以前から緑化に対しては接点がありましたが、土木分野の緑化工事でした。この2年間、屋上開発研究会の特別部会等に参加させていただき、皆様から知識を吸収してきましたが、体系的に知識を習得するために、「屋上緑化設計・施工ハンドブック」を購入しました。
この本で勉強するうち、屋上緑化コーディネーター資格を取るのが、知識吸収の早道と思い受験しました。当社は薄層屋上緑化資材メーカーでもあり自社工事の実務にも取り組め、合格することができました。
従前から地球温暖化対策緑化事業に、さらに東京オリンピック・パラリンピックが5年後に控えていて、ますます都市緑化の仕事の重要性がクローズアップされてきます。
この資格取得を機にさらにスキルアップしていきたいと思います。

台湾と日本の屋上緑化や壁面緑化に貢献したい。

孫 瑩軒 (ソン エイケン)

東京農業大学 農学研究科 造園学専攻

4月より株式会社東邦レオに勤務)
第11回合格者

私は台湾にて都市緑化技術を専門とした大学院を卒業しており、2012年、日本と台湾における都市部の緑地に関する研究に参加することをきっかけに、日本の緑化技術に惹かれました。
その後、日本の緑化技術事例を見学するために度々来日しました。

日本庭園の長い歴史から生まれた東洋の造園思想と技術を学ぶため、東京農業大学大学院造園学専攻に入学し,日々、造園・緑化技術について広く学んでいます。

その中で、「屋上・壁面緑化技術についてより深い知識を学んだらどうか」と先生からの勧めもあり,この屋上緑化コーディネーター資格を受験させていただきました。今回の資格試験を通じて、屋上緑化設計・施工時の樹種の選択、植栽基盤整備と維持管理などの重要性を感じながら学ぶことができました。

今年の4月から,日本の緑化関係の会社に勤め、ここで学んだ屋上緑化の技術や知識を参考として台湾・日本両国の社会や環境に貢献できるように力を尽くしたいと思っています。





屋上緑化コーディネーター取得にあたって。

松永哲弥 東京都
イビデングリーンテック株式会社
技術・設計部
第10回合格者

私は造園会社で屋上緑化の施工に携わっていますが、揚重、風散防止、潅水、排水、土壌、植える植物の特性、建築物の防水機能など、様々な要因がうまく機能しないと屋上緑化は維持することが困難だと感じていました。

様々な要因がうまく機能しないと屋上緑化は維持することが困難だと感じていました。 地上にある植樹帯に木を植えることとの根本的な違いがいくつもあり、屋上緑化に関するスキルアップの必要性を感じていました。 そんななか、会社内で屋上緑化コーディネーター受験の話があがり、早速申し込みをさせていただきました。 8月にあった講習会では、テキストへのマーカーとメモをかなり速いスピードで行わなければならず、講習のスピードについていくのがやっとでしたが、ポイントを抑えて復習することで効率的に学習することが出来ました。
今後、受験される方それぞれ、目的があって受験されると思うので、とくに興味のある分野に集中力をかけるといいと思います。
私の場合は、著名な屋上緑化で今まで知らなかった現場の紹介が多数あり、それらをすべてメモして後日、自分の足で現場を確認することが非常に良い経験となりました。 また、建築の構造や荷重制限などの話は、造園ではなかなか接することの出来ない分野なだけに非常に興味深い内容でした。講師の方も専門的な分野を非常に分かりやすく説明していただき、貴重な知識を得ることが出来ました。


屋上緑化の可能性に挑戦したい。

西崎友美 愛知県名古屋市
岩間造園株式会社 営業部
第10回合格者


私は造園会社で主に設計・図面作成の仕事を担当しています。個人邸から商業施設に至るまで、屋上緑化・壁面緑化を要求されるケースは増えており、その内容も単に緑化率のためではなく、建物の付加価値を上げる目的のものが多くなっていることはとても良いことだと思います。 以前に、シンガポールへ旅行したとき、目を引く面白いデザインの建築の中に様々な緑化方法が組み込まれており、都市の環境浄化にかなり実験的に挑んでいるものを多く目にしました。
今後の造園業界の領域が、今ある建物を緑で覆う方向に伸びていくだろうとの、上司からの勧めもあり、受験を決めました。 受験勉強を通して、屋上緑化に適した植栽の種類から、施工方法、管理まで、総合的な知識を身につけることができました。
屋上緑化の計画は、防水や排水面で建築の構造を理解する必要があるので、建築家や建設業者と同じレベルで話をできることが大切かと思います。本資格は、そういった面での土台となってくれると思います。
今後は、造園に携わる者としての、責任ある屋上緑化を提案していきたいです。例えば、同種の植物でも、基本種と園芸品種とでは登攀の性質が少し違うこともあります。
目的とする空間を創るためには、こういった植物の特性の知識は欠かせません。同時に、様々な資材への興味も持ち、過去の好事例からも学びながら挑戦していきたいと思います。

屋上緑化による環境修復をテーマに。

祁 吉強 Qi JiQiang 中国・留学生
東京農業大学 農学研究科 造園学専攻

第10回合格者

日本文化特に奥深い日本庭園に魅了され、7年前造園技術を勉強しに日本にやってきました。
東京農業大学造園学科を経て、同大の修士課程に進学し、現在植物による放射性物質の除去すなわち環境修復という課題を中心とした研究に取り組んでいます。 学部時代の卒業論文のテーマ「中国における屋上緑化の実態そして今後のあり方につて「日中比較を手がかりとして」を取り組んだ結果中国と日本の屋上緑化の事情をすこし知ることができました。
中国の各都市は近年急激な経済の発展によって、緑が減少し続け、環境が悪化しました。深刻な大気汚染などの公害被害を抑えるため、身近な環境の改善するための方策として屋上緑化の取り組みが注目されています。屋上緑化技術をはじめ、こういった都市緑化の分野では中国は技術先進国である日本から学ぶべきものが多く、日本が誇るノウハウの導入が不可欠でと考えます。
この資格は私の指導教授近藤三雄先生の勧めもあり受験しました。資格試験を通じて、屋上緑化に適合する植物の勉強をはじめ、植栽基盤整備や維持管理等の重要性を学ぶことができました。
植物にもともと興味がありましたので、今回屋上緑化コーディネーターの資格取得を目指した受験勉強を通して植物の力を借り環境を改善する可能性を改めて実感しました。 

都市に癒しの空間を。

内田朋宏(町田ひろ子アカデミー)第10回合格者

私は都市景観にもっと緑を増やしたいと思い、ガーデンデザイナーを目指して勉強をしています。
近年都市部のビルの屋上緑化が増えていますが、この試験の勉強をしてその見方ががらりと変わりました。
今まではどんな植物を使っているんだろう?ということばかり気になっていましたが、地上部に施工するのとは全く違う、屋上緑化ならではの技術があることを学びました。
水、土壌、管理、風、荷重…ほかにもたくさんありますが、それらに屋上緑化ならではの問題があり、その問題点を知らずに施工した失敗例など、たくさんの事例を見せていただきました。そしてやはり都市環境の生態系を充実させるためになくてはならない技術であると感じました。
この知識をもっと深めて新しい情報を常にアップデートしていきたいです ふと見ればそこに緑がある、人々のそばに緑が寄り添ってくれる…そんな植物が当たり前に存在する住環境を都市部に創れるよう頑張りたいと思います。

中学のころからの夢を追い求めて。

相原早紀子 埼玉県北本市
東京農業大学 農学研究科 造園学専攻

第10回合格者

私は中学の頃から興味のあった造園という学問について学びたいと思い、当大学に入学し日々造園について広く学んでいます。特に、屋上緑化や壁面緑化に興味を持ち、より深い知識を得るためにこの資格を受験させていただきました。
施工や維持管理、植栽や植栽基盤など屋上緑化や壁面緑化等の特殊空間での緑化に関しての総合的な勉強ができ、試験のための勉強という感覚はなく、初めて知ることも多く大変有意義なものでした。
近年の都市環境問題に伴い屋上緑化も注目されており、この分野はますます発展していくことと思います。時代とともに発展していく技術や知識を取り入れていくため、今後も積極的にセミナーや講習会に参加させていただき勉強していきたいと考えています。
また、この知識を今後の研究やその後の仕事に活かし、屋上緑化を始めとする都市緑化に関わり、人々に癒しや活力を与えることのできるような快適な空間づくりに貢献していきたいと思います。

資格試験申込み講習会申込みハンドブック申込み
NPO法人屋上開発研究会

特定非営利活動法人
屋上開発研究会
資格制度部会

〒100-0011
東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビルB136 B1階
TEL.03-6205-4071
FAX.03-6205-4072
E-mail:info@sky-front.or.jp

交通アクセス都営地下鉄三田線 内幸町駅 A6直結